現在および今後のマイクロソフト クラウド製品の購入について
2021 年 9 月 14 日更新: 新しいアニメーション動画は こちらで視聴できます。
2021 年 7 月 7 日
マイクロソフトのクラウド製品およびサービスの購入については、パートナーから購入する、または、マイクロソフトから購入するといった選択肢があります。ここで最も重要なことは、まずお客様ご自身のニーズについて検討していただくことです。
現在、Enterprise Agreement などのさまざまなライセンス契約を通じた購入方法がありますが、将来的には Microsoft Customer Agreement が唯一署名を行う契約書となります。このようにマイクロソフトのコマース エクスペリエンスは変更されますが、ここでは各購入オプションについて詳しく見ていき、各オプションのメリットと制限事項について理解を深めていきましょう。
自身のニーズを把握する
購入オプションを見直す際は、さまざまなことを検討する必要があります。デジタル トランスフォーメーションを推進するにはどのような技術リソースが必要になるか? 請求管理をどうするか? どのようなサポートが必要か? 契約に特別な条件が必要か? これらの答えを出すことによって、ご自身のニーズに最も適したオプションを選択できるようになります。
まずは、ご自身の目標を達成するためにパートナーからどのような支援が得られるかを確認していきましょう。
パートナーから購入する場合
マイクロソフト パートナーは、購入方法にかかわらず、革新的なソリューションのビジョン作成やデジタル トランスフォーメーションの機会の検証といった幅広いサービスを提供してお客様の成功を支援します。お客様に適したソリューションの検討やお客様の状況を踏まえた適切なパートナーの選定は、マイクロソフトが支援することができます。マイクロソフト パートナーはこちらから検索できます。
1 つは、クラウド ソリューション プロバイダー (CSP) プログラムのパートナーから購入する方法です。この場合、CSP プログラム パートナーから提供されるセキュリティ、ID、コンプライアンス、ガバナンス、DevOps、自動化、最適化など、幅広いさまざまな専門サービスを利用できます。CSP プログラム パートナーからの購入に適しているのは、クラウド インフラストラクチャを専門パートナーにアウトソーシングしたいお客様や、ビジネスの一部でマネージド サービスが必要なお客様です。パートナーから購入する場合、マイクロソフトの使用条件が Microsoft Customer Agreement と共に提供されます。
マイクロソフトからの直接購入を検討している場合には、以下のオプションもあります。
マイクロソフトから購入する場合
マイクロソフトから必要な製品やサービスを必要なときにオンラインで購入することもできます。使用条件は Microsoft Customer Agreement の下で提供されますが、契約期間中にいつでもパートナーを取り込んで、さまざまなサービスやソリューションを追加できます。この方法は、最小購入要件を気にすることなく、Web からリアルタイムで購入し、クレジット カードですぐに支払うことを希望する場合に最適です。
マイクロソフトのオンプレミス ソフトウェアやクラウド サービスのライセンスを 3 年間組織全体で利用するという組織では、現在、Enterprise Agreement が最も適した選択肢です。現時点では、このオプションは、複数の関連会社やマルチテナントのシナリオを持つお客様を 1 つの契約の下でサポートするものであり、特別なライセンス ニーズを持つお客様向けに使用条件をカスタマイズすることができます。
マイクロソフトのセールス チームから Microsoft Azure を購入することを検討している場合は (今後は他のクラウド製品についても)、Microsoft Customer Agreement が完全なデジタル エクスペリエンスを通じて提示、承認、保管されるシンプルな購入契約となります。Azure サービスを管理している同じポータルで新しい請求機能やコスト管理機能を使用し、Azure のコストを把握し最適化することができます。現在、Microsoft Customer Agreement が提供されているのは一部の市場に限られていますが (日本対象外:詳細はこちら)、提供する地域や製品は徐々に拡大していく予定です。
購入オプションの詳細については
